更新か引っ越しか?賃貸契約更新で迷ったときの判断ポイント

現在のニューヨーク賃貸市場では、「契約を更新すべきか、それとも引っ越すべきか」で迷う人が増えています。数年前のような急激な家賃上昇は落ち着いてきましたが、その分、どちらを選ぶべきか判断しづらくなっています。
最近は、更新時の家賃が据え置き、または3〜5%程度の小幅な値上げにとどまるケースが多く、「そのまま更新した方が無難」と感じる人も多いでしょう。しかし一方で、新しく募集されている物件の条件にも注目が必要です。

2025年後半から新築や大型物件を中心に、1か月以上のフリーレントや管理費オーナー負担などの特典が増えています。そのため、実質的には引っ越した方が家賃が安くなるケースも少なくありません。

判断のポイントは大きく3つあります。

まず一つ目は立地と生活の満足度。通勤や生活動線に満足している場合、多少の値上げであれば更新の価値は十分あります。
二つ目は物件の競争力。築年数が古く、設備の更新がない物件では、新築物件との差が年々広がっています。今の家が市場でどの位置にあるかを見極めることが大切です。
三つ目は交渉の余地。更新時でも、家賃据え置きや修繕対応、更新条件の改善が可能な場合があります。

2026年の市場は「必ず更新が得」でも「必ず引っ越しが正解」でもありません。重要なのは、今の家賃を基準に考えるのではなく、“同じ予算でどんな選択肢があるのか” 一度比較することです。更新通知を受け取ったら、周辺エリアの募集物件をチェックし、冷静に判断することが、後悔しない賃貸物件選びにつながります。

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この記事の筆者

Relo Redac, Inc.(リダック)は企業・人・資産のリロケーションを目指し、1986年にNYで設立されました。2005年にリログループ(東証プライム上場)の会社になり、以来、米国  に進出される日本企業、駐在員、投資家のみなさまのニーズにお応えするため、住宅の斡旋、オフィス設営や不動産投資、コンサルティング等の不動産総合サービスを提供しています。

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