最近、ウエストチェスターの住宅を見ていると、家の間取りが変わってきていることに気づきます。以前のアメリカの住宅では、フォーマルダイニングルーム、リビングルーム、ファミリールーム、キッチンなど、それぞれの部屋が分かれている間取りが一般的でした。食事はダイニングルーム、家族の団らんはファミリールーム、来客時はリビングルームというように、用途によって部屋を使い分けるスタイルです。
それに対し現在人気を集めているのが、キッチンを家の中心に据え、ダイニングやファミリールームまで一体となったオープンコンセプトです。
その象徴ともいえるのが、存在感のある大きなキッチンアイランドやアイランドテーブルです。アイランドキッチンは単なる調理スペースではなく、朝食を食べたり、子供が宿題をしたり、仕事をしたり、料理をしながら家族と会話をしたりという様々な家族の日常がここに集まります。
特にウエストチェスターでは、このスタイルがファミリー層に好まれていて、現在、新築のアパートも多くがこのスタイルです。
キッチンからダイニング、ファミリールーム、さらに大きな窓を通して庭まで見渡せることで、家全体が明るくより広く開放的に感じられ、料理をしている人とファミリールームで過ごしている家族が、別々の部屋にいるのではなく、同じ空間の中で過ごせることが魅力です。特に小さいお子様がいるご家庭ではお子様の様子も見ながら食事の支度をできるのも安心です。
もちろんウエストチェスターには、伝統的なコロニアルなど、フォーマルダイニングルームや独立したキッチンを持つクラシックな住宅も多く残っています。しかし現在のリノベーションでも、そうした住宅の魅力を残しつつ、キッチンとダイニング、ファミリールームをつなげ、家の中心をオープンコンセプトに変えるケースが増えています。